HR業界の営業マンがあれこれ書いていきます

仕事とかキャリアとか趣味とか

漫画「クズの本懐」感想

遂げてみせるよ、クズの本懐─。

 

ええ、読み終わりました。

クズの本懐(1) (ビッグガンガンコミックス)

クズの本懐(1) (ビッグガンガンコミックス)

 

主人公である女子高生の花火と、その彼氏である麦は学内でも羨ましがられる美男美女カップル。

しかし実際にはお互いは両思いというわけではなく、それぞれに本命がいる。花火は昔からの知り合いで、なんの因果か今は担任の先生になってしまった鐘井先生を、麦はかつての家庭教師で今は音楽の教師になってしまった皆川茜先生を。

そして鐘井先生は茜先生に惹かれているという複雑な状況。それを理解した上で付き合って、キスしたり前戯をしたりという代替可能な恋愛関係にある。

 まあ流行り物の少女漫画でしょうと思って読み始めたところ、3巻くらいで茜先生のビッチな素顔が明らかになってからギアが入って、一気に読了。

クズの本懐」とはいうけど、一番クズだったのは茜先生だったのかなという印象。とにかく人の男を獲るのが好きで、穫ったら獲ったで飽きてしまうというクソビッチ。男からの好意が気持ちよくて気持ちよくてたまらないらしい。

うーん、現実にはいそうで、いなさそうな女性像。「モテキ」でいうところの、小宮山夏樹ポジションですな。

 皆川茜にしろ小宮山夏樹にしろ、心の底から好きにはなれないけれども、男を狂わせる何かを持っているんだろうな。自分もやっぱり現実にこういうタイプがいると、夢中になってしまいそうだ(笑)。苦しいだろうけど。

モテキ」の小宮山夏樹は最後までフワフワとして去ってしまったけど、「クズの本懐」の皆川茜は最後に幸せを掴んで終わってしまった。花火と麦も仮契約の恋愛関係を終わらせ、「本物」を探すことになった。

茜先生の存在感がすごすぎて、花火も麦もいろんな意味で喰われていたけれども、花火は花火で高校時代にこんな壮絶な恋愛経験を積んだら、男を見る目やスキルも培われていい人と結ばれる気がする。というか結ばれてほしい。

麦はどうかな。まあでもイケメンだし、モテるしで、不幸な人生を歩むことはないでしょうな。そもそも成人男性の童貞率が高まっている昨今、こんなに美女に囲まれている時点で男性ピラミッドの頂点に立っていることは間違いないでしょう、ええ。

私なんかは高校時代は勉強も部活もパッとせず、彼女すらいない灰色の青春時代を過ごしていたので、麦にはついつい非モテルサンチマン全開の目線で見てしまう(笑)。

あとはえっちゃんとか、もかちゃんとか、名前忘れちゃったけど茜先生に遊ばれた元生徒の大学生とか、麦のセフレの先輩とかの脇役もキャラが立っててよかった。まあそんなこんなで、読んでいて苦しくなる恋愛漫画ではあったけれども、面白かった。是非。

私たちは本物を探してる